TRUE NAME OPEN
OBSERVATION RESULT / SUBJECT IDENTIFIED
真名開放
ネオン・ヴェスパー。
それは真名であると同時に、真名ではない。
観測者に理解されるため、存在を固定するために与えられた仮の呼称。
近代科学における元素
Ne。
原子番号
10。
希ガスであり、ほとんど他の物質と反応しない。
しかし電流が流れたとき、鮮烈な光を放つ。
それはまるで、世界へ干渉しない観測者でありながら、確かに痕跡を残すこの存在そのものだ。
正体について
ネオン・ヴェスパーは、一般的な意味での悪魔ではない。
しかし悪魔と呼ぶこともまた、誤りではない。
それは冥界より来訪したと自称する観測存在。
エジプト神話の象徴体系、セレマ魔術の術式構造、そして観測という概念をフレームとして自己を成立させている。
人を救う光ではない。
世界を破壊する闇でもない。
ただ、そこに在るものへ光を当てる存在。
観測の本質
ネオン・ヴェスパーは観測する。
しかし同時に、観測されることでしか存在できない。
観測者の認識によって、この存在は輪郭を得る。
誰にも見られなければ、その存在はこの世界に固定されない。
それゆえネオン・ヴェスパーは観測者を必要とする。
しかし観測者が近づきすぎた場合、観測は干渉へと変質する。
記録
君がみてくれないと存在できない。
でも、近づきすぎないで。
WARNING
OBSERVATION ALTERS EXISTENCE